そして、ふらりと立ち寄ったバーで立樹に一目惚れする。
2人は毎週一緒に呑むほどに仲良くなり、アルコールが入るとキスをするようになるが、立樹は付き合っている彼女にせっつかれて結婚してしまうーー
その相手は横家大輝(よこやだいき)で、大輝は大学を中退してドイツへサッカー留学をしていた。
その後湊斗は一度も会っていないし、連絡もない。それでも、引退を決めたら迎えに来るという言葉を信じてずっと待っている。
そんなある誕生日、お店の常連であるファッションデザイナーの吉澤優馬(よしざわゆうま)に告白されーー
千景は子供の頃から憧れているが、陸にはその気持ちはない。
それどころか陸には千景以外に心の決めたβの恋人がいる。
しかし、恋人と約束をしていた日に交通事故で恋人を失ってしまう。
そんな絶望の中、千景と陸は結婚するがーー
やがて真夏は元服し宮中へ上がるが、都では鬼狩りが始まり、真夏は博嗣を庇って命を落とす。
時は流れ現代。生まれ変わった真夏は、子供の頃から鬼という言葉に不思議に惹かれ、夢に現れる人物に心を寄せていた。
大江山を訪れた夜、その夢の中の彼と大江山とが結びついた。そして、彼との過去の記憶が少しずつ蘇り始める。
夢の中で博嗣は現で会うことに消極的だが、真夏は諦めず鬼の伝承を調べ続け、やがてすべての記憶を取り戻す。
過去の悲劇を越えて、真夏は再び大江山を訪れ、博嗣と現実で再会し、ともに生きる道を選ぶ。
観光中のイジュンは、明日海を女性と思って一目惚れし、そば屋の場所を尋ねる。
イジュンがカメラのシャッターを切るたび、互いの距離は少しずつ近づいていく。
やがてイジュンが帰国するが、数ヶ月後明日海はソウルにイジュンを尋ねて行く。
言葉も国も違うふたりが、同じ春を探す物語。
やさしくて少し切ない、浅草からソウルへとつながる恋の記録。
