【春は君のとなり】いつか君を見る02

 JRとバスで来ようかと考えていたけれど、考えて見たら浅草ならそれは遠回りだ。東京タワーへは地下鉄一本で行けるし、すぐだ。そんなすぐの距離だけど浅草からは建物の屋上などに登らないと見えない。イジュンはスカイツリーに行ったと言っていたから、そこで東京タワーは見ているだろう。
 地下鉄の最寄り駅から歩いて10分ほどで東京タワーに着いた。

「着いたよ。東京タワー」

 赤く塗られた鉄骨の塔が真上にそびえ立っている。イジュンは言葉がないのか、それをじっと見上げている。そして、しばらくしてから口を開いた。

「映画みたい。スカイツリーから見ても大きいとは思ってたけど、真下から見るとそんなものじゃないね。迫力がある」
「高さ333メートルあるからね。スカイツリーができるまでは日本一高かった」
「そんなに高いんだ。ソウルタワーと同じくらいかと思ってたよ」
「ソウルタワーは高さどれくらい?」
「239m。東京タワーより約100メートル低い。けど、山の上に立ってるから高く感じる。入り口ってここ? 展望台は?」
「うん、まずはこの中に入る」

 そう言って俺は脚元のフットタウンに入って行く。中はレトロを感じさせ、土産物屋や飲食店が並んでいる。

「なんかすごくレトロ。日本の感性!」
「1958年、昭和33年に完成したからね。昭和だよ。日本が戦後から復興していく時代のシンボルだったんだよ。この形はエッフェル塔を参考にしてるって言われてる」
「うん。パリには行ったことないけど、写真で見るエッフェル塔によく似てる。でも、可愛いけど格好いいな」
「色は”国際航空障害標識”のルールで赤と白に塗り分けないといけないっていう決まりがあるらしいんだ。だからこの色なんだって」
「なるほど。実用的だったんだね」

 そう話しながらエレベーターに乗ってメインデッキへと向かう。登り切ったガラス張りの展望台で夜景を見下ろす。

「すごい、綺麗。どこまでが東京なんだろう」
「どこだろうな。暗いとわからないな。でも、晴れてれば富士山が見えることもあるよ。あっちが新宿で、こっちがお台場。あの辺が皇居」

 そう言って俺が指指してゆっくりと説明すると、イジュンは黙って聞いていた。イジュンの横顔に夜の明かりがちらちらと映っている。

「夜の東京ってこんなに綺麗なんだ……」
「イジュン、こっち来いよ」

 俺は少し離れたところからイジュンを呼ぶ。すると、なに? と言いながらイジュンは俺のところへと来る。

「足元見てごらん」
「足元? うわっ! 真下が見える! 怖い!」

 イジュンが騒ぐのを俺は笑ってみていた。そこはスカイウォークウィンドウで足元がガラス張りになっているから地面がまんま見える。

「昼だともっと怖いぞ」
「そりゃそうだよ。高所恐怖症じゃないけど、これは怖い」

 そう騒ぎながらも、写真を撮っている。フィルムカメラって夜景は綺麗に撮れるんだろうか? デジタルでも難しいから、フィルムだと無理なんじゃないかと思って、俺はイジュンが写真を撮ったところを後からスマホで撮っていった。

「あのー」

 そんなふうに写真を撮っていると、イジュンがカップルに声を掛けられていた。どうやら写真を頼まれたようだ。カップルは夜景を背に立ち、写真を撮っていた。そして、しばらくするとイジュンがにこにことして俺の方に来た。いや、にこにこというより、にやにやか?

「どうした?」
「んー。素敵なカップルですねって言われた。だから、ありがとうございますって言った」
「ちげーし」

 カップルに間違われたってことは俺のこと、女だと思ったのか? なんだかそれは嬉しくないけれど、何か胸に引っかかる感じがした。
 
「それより、ここはメインデッキ1階だけど、この上にメインデッキ2階があるぞ」
「行ってみたい」

 そう言って俺たちはエレベーターで上へと登った。メインデッキ2階は夜景を楽しむというよりも、お土産屋があったり、ポストがあったりする。イジュンはそんなところも楽しんでいた。

「郵便ポストがある! 韓国にはもうないのに。あ、お土産買いたい。東京タワーに登ったっていう記念に」

 しばらく店内を見ていたが、イジュンが俺を呼ぶ。手には東京タワーのチャームが着いたストラップだった。

「明日海。これ、お揃いで買おう。って、お金は俺が払うけど。ガイドさんしてくれてるお礼」
「お礼でお揃い?」
「そう。イヤ?」

 不安そうな顔をして俺を見るイジュンに、俺はつい笑ってしまった。

 「じゃあ買って貰うよ」

 俺がそう言うとイジュンは嬉しそうに笑う。

「じゃあ俺がブルーで明日海は白ね。買ってくる」

 足取りも軽くレジへと行き、小さな袋に入れて貰って戻ってきた。

「はい。明日海はこっち」
「ありがとう」

 お揃いだというそれが、なんだかくすぐったく感じた。
 夜景を楽しみ、ストラップを貰ったあとはエレベーターで下まで降りる。そして外へ出ようとしたところでイジュンに声を掛けられる。

「ちょっとカフェ入りたい。あそこで甘いの食べたいな」

 イジュンが指指した先には、東京タワーのフットタウンに併設された落ち着いたカフェが見える。大きな窓があって、観光客というよりは静かに休んでいるカップルや年配の人たちが多い。
 
「甘いの? プラペチーノ飲んでたじゃん」
「でも、歩いたから! あと、明日海も疲れたでしょう?」

 ちょっと照れたような声色で言われて、俺は思わず笑った。

「じゃあ休憩がてら入ろうか。あそこのカフェ落ち着いてるっぽいね」

 そう言って扉を開けると、冷房の効いた空気が流れ出てくる。木目調のインテリアと柔らかな音楽。騒がしさとは無縁の空間に、思わず肩の力が抜ける。
 窓際の席に腰を下ろすと、イジュンはメニューをじっと見つめたまま、何やら真剣に悩んでいる。

「チーズケーキと抹茶ロール……両方……いや、チーズケーキにする」

 結局、一番最初に口にしたやつに戻ったもがおかしくて、つい吹き出してしまった。

「悩んだ意味……」
「だって、日本のケーキって見た目可愛いし、味も美味しいから! 選ぶの難しいんだよ」
「じゃあ次は抹茶ロールだな」
「うん。次も明日海が案内してくれるならね」

 その言葉に、俺は一瞬返す言葉を失った。窓の外に目をやって、見慣れた東京の街並みに視線を逃す。まだこの距離感が心地いい。そう思う自分がいるのと同時に、イジュンの言葉が胸の奥でふわりと響いているのも確かだった。

「また東京タワー来るのか?」
「今度は一番上に行ってみようか。今日は行かなかったから。そしたら、またここで甘い物を食べられる」
「結構甘党だよな」
「そうかな? 韓国人だから普通に辛いのも食べるよ」
「極端じゃん。真ん中がない」
「真ん中は日本食かな?」
「夕食はなににする?」
「とんかつが食べたい!」
「とんかつ? そしたら渋谷に出ようか。美味しいお店があるから」
「渋谷! 行ってみたかった。若い人が多いって」
「サラリーマンも多いけどな」
「楽しみ!」

 目をキラキラとさせているイジュンは日本をとても楽しんでいるように見える。そんなイジュンを見ていると、俺が案内できるのならしてやろう、と言う気になる。そして、もっと日本を楽しんで欲しい。そう思う。そう思って、窓の外を見ているとイジュンがこちらを見ている。

「明日海って正面から見た顔もいいけど、横顔も綺麗だ。写真撮ってもいい?」
「だーめ。写真とか苦手なんだよ」
「なんで? そんなに綺麗なのに」

 綺麗という言葉に俺はコーヒーを飲んでいる手を止める。俺はこの女顔が嫌いだから、綺麗だと言われるのが大嫌いだ。イジュンに悪気はないし、褒め言葉として言っているのはわかっている。わかっているけれど、トラウマだから嫌だ。

「明日海は綺麗って言われるの嫌いなんだね」
「子供の頃、散々からかわれたからな」
「子供の頃は、そういうことあるかもしれないね。でも、綺麗って悪いことじゃないよ。イケメンっていうのと一緒」
「お前はいいよ。イケメンって言われるだろう?」
「どうだろ。でも、目、一重だよ」
「それは関係ないだろ」
「そうなのかなー。よくわかんないや。でも、明日海が綺麗なのはわかる。だけどね、明日海。明日海が綺麗なのは顔の造作だけじゃないよ。内面から滲み出るものがあるんだよ。それがとても綺麗なんだ」
「それは自分ではわからないな」
「自分ではね。でも、俺が言っているのは顔だけじゃないっていうのは覚えていて」
「わかった」

 顔が綺麗だとは散々言われてきた。でも、顔だけじゃないっていうのは初めて言われた。それはほんの少し嬉しいと思った。

「じゃあ行こうか」
「うん」

 カフェを出て、渋谷行き方面のバス停までのんびりと歩く。バス停まではそれほど距離もない。歩道を歩いているとスニーカーの靴ひもがほどけていることに気づいた。

「ちょっと待って。靴ひもほどけた」
 
 そう言ってから、しゃがんでひもを結び直しているそのとき、カシャッと乾いた音が耳のそばで響いた。

「おい」

 顔をあげると、イジュンが例の写ルンですを手に持って笑みを浮かべていた。

「撮るなっていっただろ」
「顔は撮ってないよ。写ってない。手としゃがんでる姿だけだから」

 そう言い訳めいたことをイジュンは言う。でも、楽しそうに写真を撮っているイジュンを見ていると怒る気にはならなかった。というより、不思議と腹は立たなかった。

「なんかね、今の良かったんだよ」
「良かったって何が?」
「なんて言えばいいのかよくわからないけど、なんかすごく自然な感じ。真剣に靴ひもを結んでる姿って、人らしいでしょ。写真でみたら絶対にいいと思ったんだ」
 
 イジュンは真っ直ぐな目でそう言った。笑顔ではあるけれど、ふざけているわけではない。悪びれも、計算もない。多分、ほんとによかったから撮ったんだろう。その率直さに、言い返す言葉が見つからない。
 俺の手はまだ少し土埃のついた靴ひもを握ったままだ。言葉にならないなら、早く結んでしまおう。ひもをぎゅっと結んだ。イジュンはその姿を切り取ったのだ。その写真がどんな風に写っているかは現像しないとわからない。だけど、もしかしたら、俺自身が知らないような瞬間をイジュンは拾ってくれたのかもしれない。

「顔は写ってないんだな?」
「うん、手元と肩と頭だけ。顔は角度的に見えないよ」
「そっか。ならいいや。好きに撮ってもいいけど、ほんと顔だけは勘弁な」
「なんでそんなに顔を撮ることを嫌がるの?」
「写真でっていうより、ほら顔にトラウマがあるから。それに子供の頃うちの親がお客さんに俺の写真見せると、可愛いお嬢さんねってよく言われてたんだよ。だから嫌なんだ」
「きっと、それを言った人は羨ましかったんだ、こんなに綺麗で。女とか男とか関係なくさ」
「でも、お嬢さんね、はないだろ、さすがに」
「あー、それは、ね」

 さすがに、その点はイジュンも苦笑いになった。大人になった今だって普通にナンパされる。って、イジュンもナンパしてきたクチだけど。

「でも今の明日海は、綺麗ではあるけれど、女には見えないよ」
「そうかね。最初、お前、俺のこと女だと見間違えなかったか?」
「いや、あのときは通りすがりにチラリとしか見えなかったから。きちんと見たら男だってわかるよ」

 あたふたと言い訳をするイジュンに俺はため息をついた。どうもこいつには怒る気にならない。

「もういいよ。恨むのは母さんをだ」
「男とか女とか関係なく、綺麗ってすごいことなのに。それに今の明日海は内面が外側に出ていて綺麗なんだ。子供の頃はただの造作だと思うけど、今は違う。綺麗であることをもっと威張ったっていいと思うけどな」
「子供のときに嫌な思いをしてなきゃな」
「そんなにひどかったのか」
「うーん。どうなんだろう。今の俺ならなんでもないけど、まだ俺も子供だったからな」
「そしたらさ。その子たちは明日海の綺麗さに嫉妬したんだよ。そう思えば、そんなに嫌な気もしないんじゃない?」
「どうかな」

 イジュンと話していると、ほんとに”そんなこと”と思えてくるから不思議だ。子供の頃の嫌な思いは何ひとつ変わってはいないけれど、考え方を少し変えるだけで、そんなに嫌な記憶じゃなくなってくる。

「お前ってすごいな」
「え? 俺?」
「うん。やっぱり頭いい学校出てるだけあるよね」
「え? 学校関係ある感じ?」
「俺にはなかった発想だからな。関係あるんじゃないか」
「そうなの? でも、褒められたんだよね?」
「褒めてるよ」
「なんかよくわからないけど、それならいいや」

 そう言ってふにゃりと笑う男につられて、俺も小さく笑った。うん、笑っている方が気分もいい。そんな当たり前のことに気づかせてくれたイジュンに、心の中で小さく感謝した。

 東京タワーから渋谷まではさほど時間はかからない。渋谷に着き、バスを降りるとイジュンが口を開けて立ち止まっていた。

「なに、この人だかりは。なにかの発売日なの? それともお祭り?」
「なにも今日発売のものはないだろ。渋谷はいつもこんなんだよ」
「いつもこんなに人多いの? |弘大《ホンデ》も若い人が多いとは言われているけれど、こんなにひどくはない。すごいな」
「ここで驚いてたらハチ公口行かれないぞ」
「まさか、もっと多いの?」
「多い」
「すごいな東京」

 そう言ってキョロキョロと辺りを見渡す。渋谷が人で溢れているのはあまりに当たり前のことすぎて驚かないけれど、なにも知らなかったら、やっぱり驚くのだろうか。

「ほら、とんかつが待ってるぞ」
「は! そうだ。とんかつ! そこ、美味しいんだよね」
「日本でも有名なチェーン店だからな。味は保証するよ」
「楽しみ」
「とんかつって韓国にもあるの?」
「あるよ。韓国でも人気がある。でも、日本で食べるのとは味が違うって言うから本場で食べてみたくて」

 エスカレーターでお店の入っている階まで行くと、夕食時なのもあり、結構人がいた。列で待っていたけれど、さほど待つこともなく席に案内される。
 メニューを見て翻訳してやると、オーソドックスにロースかつにしていた。俺は他のにしようかなと思ったけれど、俺自身もここで食べるのは久しぶりなのでイジュンと同じくロースかつにした。

「わぁ。本場のとんかつだよ。ドキドキする」
「韓国で食べてるなら、そんなに驚くこともないんじゃないか?」

 もちろん、その国の人に合うように味も多少アレンジはしているかもしれなけれど、そんなに変わるだろうか? ただ、ひとつ変わることがあるとすれば、それは衣だ。天ぷらを食べたとき、イジュンは油っこくないと言っていた。韓国のは油っこいと。でも、あのそば屋だけでなく、日本ではあまり油っこいと感じるものはない。それは油をそんなに使い回さないからだ。だから、衣はちょっと違うかもしれないけれど、肉はそんなに変わらないだろう。

「そうとは限らないよ。韓国で食べた日本食をこっちで食べてるけど、味が全然違うんだ。日本で食べるのはほんとになんでもおいしい。だから、とんかつだって全然違うはずだ」
「そうなのか。韓国人向けにしてある方が口に合っていいんじゃん?」
「それはない。本場の日本で食べる方がきっと美味しいよ」

 韓国に限らず、海外に行ったことがないから、味がどれだけ違うかわからないけれど、作っているのは日本人ではないのだろうか。だとしたら、味は再現できないかもしれない。

「あと日本で食べたい料理は? だいぶ食べた?」
「食べてないのは寿司と肉じゃが。他にも食べたいものはあるけど、優先順位としてはそのふたつ」
「寿司は回転寿司でよければ今度行こう。肉じゃがはなぁ。食堂探さないと無理だろうなぁ」

 そんなふうに韓国でも日本食と、イジュンが食べたいものを聞いていたら、とんかつが運ばれてきた。ここの衣はすごくサクサクしているんだけど、それは見た目からもわかる。俺はここのとんかつが好きだ。

「美味しそう! やっぱり本場は違うよね」
「って、食べてから言え」
「だって見た目からして違うもん」
「いいから食べろ」
「はーい。いただきます!」

 そう言うとイジュンは大きな口を開けてかつにかじりついていた。そして、かじりついた直後、目を大きく開けて、身もだえしている。

「どうした?」

 俺が声をかけると、イジュンは咀嚼して飲み込んでから口を開けた。

「なにこれ。すっごい柔らかい。厚みはこんなにあるのに、お肉は柔らかくて噛むのに力がいらない。韓国のは薄いけど、固いんだ」

 固い肉……。それは肉をきちんと選んでいないんじゃないかと思った。

「そんなに固い?」
「お世辞にも柔らかいとは言えないよ。ほんと美味しいな。いいな明日海は。毎日美味しいもの食べられるんだ」
「でも、毎日毎日外食するわけじゃないからな。コンビニ弁当やパンっていうこと多いし」
「コンビニ弁当だって美味しそうじゃないか。種類もいろいろあるし。そうか、帰国するまでにコンビニ弁当食べよう」
「なんで美味しいもの食べれるのに、わざわざコンビニ弁当食べるんだよ」
「だって、コンビニ弁当だって韓国のより美味しそうだから。そっか、朝食にすればいいんだ。今晩、買って帰ろう」

 にこにこととんかつを食べながらコンビニ弁当へと意識は向かっている。

「それはいいから、今はとんかつを食べることに集中しろ」
「そうだ! せっかくの美味しいとんかつなんだから。でも、明日海が韓国で日本食食べたら、きっとダメ出しすると思うよ」
「そんなに? じゃあそのうち韓国行ってみるかな」
「うん。大学の休みのときならゆっくりできていいんじゃない? 韓国に来たら案内するよ」
「ありがとう」

 大学のうちなら、時間も取りやすいから、卒業前にでも行こうか。イジュンが案内してくれるなら、言葉も困らないだろうし、いいかもしれない。
 そんなことを考えながら食べていて、ふとイジュンの方を見ると、幸せそうな顔をしてとんかつを食べている。そんなに美味しいんだな。

「美味しい?」
「美味しい」
「満足?」
「うん」

 よくわからないけど、案内して、イジュンみたいにほんとに美味しそうに食べてくれると嬉しいと思う。そう思うくらいにイジュンは美味しそうに食べていて、気持ちいいくらいだった。

送信中です

×

※コメントは最大500文字、50回まで送信できます

送信中です送信しました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA